「神経病時代. 若き日」
広津 和郎
定価: ￥ 600

#広津和郎 #広津_和郎 #本

2003年2月21日 第9刷

大正後期、100年ほど前の小説です。
現代で言う「メンヘラ小説」期待されると肩透かしかもしれません。
「好い人ね。そして淋しそうな人ね。」この一言にキュンとくる方には、お勧めできると思います。
自己実現ではなく自身の運命と戦っていた時代の美です。
ちょっと前まで大正生まれの方とも接する機会はありましたが、すぐに戦争の話をする人として遠ざけがちでした。
もっといろんな話を聞いておけばよかった。

※ご注意ください

表紙カバーには画像でご確認いただけるようなヨゴレがあります。
本文そのものには損傷はございません。
見返しの、今はなき「都丸書店」の値札シールはそのままにしておきました。