レインリリーと呼ばれるゼフィランサスは、夏枯れの花の少ない時期に、周期的に色鮮やかな花で庭を作ってくれる貴重な花です。
ほとんどのものが露地で越冬します。
開花習性としては、球根内で次々と作られる花芽が、周期的な降雨による水分吸収が刺激となって急速に肥大し、短期間に開花する性質があります。そのため、「レインリリー」と呼ばれますが、この「レインリリー」という名前は正式名称ではなく、雨後に咲くことを強調する意味で、愛称として広く使われています。また、1輪の花もちは2～3日と短いですが、夏中何回も花を咲かせます。

分球してよくふえるので、花壇や芝生の縁取りなどに群植するときれいです。1つの花は数日間程度と短命ですが、次々と新しい花茎が出てくるので、密植すると数週間楽しめます。

球根は春から初夏の間ならいつ植えても大丈夫です。植え付けは球根一個分くらいの深さの浅植えにします。最初から豪華さを出したいなら２cm間隔ぐらいの密植にします。
日当たりと水はけの良い場所が適地ですが、ある程度条件が悪くても育ちます。半日陰でも花は咲きますが、湿潤地には弱いので植栽場所の水はけを改善しておきましょう。ずっと湿らせていると花が咲きにくくなります。

洋風や自然風の庭に合います。和風の庭にもタマスダレなら併せることができるでしょう。
地植えに向きで、境栽や縁取りなどに使いやすいです。花壇植えにしても問題ありませんが増えすぎないようコントロールします。鉢植えの場合は最初から密植気味にすると見栄えします。
球根には珍しく常緑性なので冬の間も寂しくなりませんが、葉が密につくため株の間の枯れ葉が取りづらく美観を損ねます。
まめに掃除するか、株が混み合う前に分球して植え替えすると見栄えが良くなります。

花どき：7月~10月
草丈：15~30cm
植え付け場所：露地栽培向けの球根です。自然に雨のかかるような場所に植え込めば特に水やりの必要はありません。鉢栽培の場合は適時必要です。
鉢植え：5号鉢に約5~10球、プランター(650型)は20~30球を目安に、覆土3~5cmを目安に植え付けます。


簡単な育て方説明書付きです♪


※一部、根や芽が出てしまっているのもあります。到着後は早めに植え付けをお願いします。

簡易包装の上、ゆうパケットポストにて発送予定です。

A-21-1