ＡＢＣの本 - へそまがりのアルファベット

安野光雅

福音館書店　1985



サイズ B5判／ページ数 200p



カバーなし

函つき



2023年クリスマスイヴ、惜しまれながら亡くなられた安野光雅さんの本です。

メルヘンの世界へ！



木片を加工したふしぎなアルファベット文字、その文字ではじまるものが、各見開きごとに著者独特の機知とユーモアで味つけされた、安野光雅の代表作。



＜読んであげるなら＞5・6才から

＜自分で読むなら＞小学低学年から



安野光雅氏のアルファベット絵本。この絵本はアルファベットを子どもに学ばせるための本ではなく、１冊の芸術作品と言うべきだろう。子どもを英語に触れさせるだけなら他にも良い本がある。しかしこの絵本にはこの絵本にしか存在しない魅力がある。安野光雅らしいエッシャーのような不思議な絵によって表現されたアルファベット、一切の説明無く存在感を放つアルファベットに対応した意味深な絵。読者の想像力を掻き立ててやまない。巻末に絵の答え合わせがあり、諧謔たっぷりの著者後書きが読破した読者を楽しませてくれる。素晴らしい絵本。



これは、アルファベットの画集。 だと思う。 特別読むような文字は無く、子供への自由な語り掛けによって読み進めていく絵本って感じかな？ だまし絵的な捻れた木製アルファベットに、その頭文字の物のイラスト。 パッと見でも楽しいし、これは何かな？って考えるのも楽しいし、細部を見まくるのも楽しい。 さすが安野光雅



80年代に自分が小さい時に持っていたので、子供のためにまた買い直しました。アルファベットを覚えるための本というより絵を眺めるための絵本として買いましたら。

描き込まれた絵本はそんなに多くないので、図書館で借りるより所有していたいな、という感じでしょうか。（レビューより）



2冊セット　３%引き

3冊セット　５%引き

4冊セット　８％引き



表紙・裏表紙に少しスレが見られますが中はとてもきれいです。



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