角川書店発行、伏見冲敬編「書道大字典」、上下2冊セットです。
索引も含めて2冊で2800ページ以上もある大冊です。

出品は昭和52年（1977年）の版で、当時で定価が4万2000円もしたものです。

現在の価値価格ではおそらく数倍はするはずで、当時はあまりに高価だったため、
利子を取りつつ、12回の分割支払いも受け付けていたことがわかります。

現在この2分冊版は絶版で、角川のホームページにも記載がありますが、最終の定価が定価が約6万円となっています。

現在では、4分冊のオンデマンド版が発行されていますが、1冊が2万7500円もし、4冊全体で11万円もするものとなってしまいました。

しかも注文してから作成するオンデマンドのため、
納期が1ヶ月も必要です。

ただ、価値価格で言えば当時の4万2000円のほうが高かったものと思います。


出品は、発行当時の段ボール函が残っている貴重なものです。

メルカリでも販売中と完売とで多数の出品がある人気本ですが、現状で販売中も完売のものも、この函があるものがひとつもありません。

函にシミはありますが、函に入っていただけに本体は綺麗で、
現存するこの本は紙質のためかシミがあるものがほとんどですが、
こちらはシミが少なく、47年の経年を考慮すると、美品の範疇と言えると思います。


送料込みでお安く出品致します。
現在のオンデマンド版の約10分の1の価格です。

送料込みで、お住まいによって送料が異なり、大きいため場所によって1000円以上かかると思い、
そのぶん割安です。

お探しでいらした方に、珍しい函入りのこちらはいかがでしょうか。


注意事項

本体2冊にそれぞれオリジナルのビニールカバーがつき、
外函に収納されています。

さらに2冊を収納する、輸送用、保護用の段ボールが現存しています。

段ボールの表面に小傷やシミがあります（画像）。

外函の縁に小傷が少しあります（画像）。

ビニールカバーに変色やしわが少し、
また経年で天地の寸法が少し縮んでいます（画像）。


本体の紙周りにシミが少しあります（画像）。

ハードカバーに擦れが一部あります（画像）。

本文面は綺麗です。

全体に、50年近い経年を考慮すると、函が残っていることが珍しく、
また本体は美品の範疇と言えると思います。


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