■没後もカルト的人気を誇る、安原伸監督の『日本のすべて』です。これを見たみなさんは、帝国陸軍１種軍装に身をつつみ、３８式歩兵銃に銃剣をつけて、突撃してください。

■今回は、特別付録として、安原作品からカットした写真絵葉書２枚がついているレアものです。在庫はなくなりつつあり、今後の値上がりは必至です。私は３セットもっていますので、みなさんに１セットをお譲りします。

■DVDのパッケージは、大日本愛国党の街頭ビラのデザインで、表題の「国防挺身隊」のほか、「明治天皇宇宙の旅」「ライダー神風」「わたしのあしながおじさん」「ぼくのスカイライン」「伝えられたら」「はにわマン」、さらに特典映像つきで約90分のもりだくさんです。

■安原作品は、黒沢明監督の映画のセットに無断で侵入して勝手に撮影するなど。撮影手法そのものが破壊的なだけでなく、衣装は全て出演者の自前で、兵隊役は軍装マニアが俳優となって演じています。

【収録作品】
●「明治天皇宇宙の旅」（1988年）
神戸大学特殊撮影研究同好会で製作した作品で、明治天皇が乃木希典を連れて宇宙の旅に出るというストーリーです。文化庁主催の第3回国民文化祭において、映像部門大賞を受賞した作品で、当時の文化庁長官を不敬罪で投獄する必要があります。

●「ライダー神風」（1988年）
みればわかります。

●『国防挺身隊』シリーズ（1991-1993年）
安原の代表作です。旧日本陸軍の兵士の格好をした「国防挺身隊」と称する三人組が、様々な「国賊」を銃剣突撃などで倒してゆく、痛快なストーリーです。

●「わたしのあしながおじさん」（1992年）
作品中に焼け跡となった街のシーンは、黒澤明監督「まあだだよ」（1993年公開）の撤去される直前のセットに勝手に忍び込んで撮影しています。

●「ぼくのスカイライン」（1993年）
日産自動車が当時の新型スカイライン発売にあたって企画した「スカイライン映像大賞」に応募すべく製作した作品です。

●「伝えられたら」（1993年）
安原作品の中では異端に分類される作品で、モニター越しの人間関係を描いた作品です。

●「はにわマン」（1994年）
変身すると10の力が0になるという「はにわマン」の物語です。

#日産スカイライン
#国防挺身隊
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