廣田硝子　色被せ硝子　冷茶5個セット

自宅保管のため、箱やリーフレットは古ぼけていますが、硝子コップは新品未使用になります。

　この硝子器は、無色透明の硝子の上に、色の硝子を被せかけて、そこにカット文様を施したものです。この技法は、今から２００年ほど昔に開発されて、今日まで伝えられてきた伝統技法です。
　２色の硝子を重ね合わせて、二層の硝子器を作るという色被せ硝子の技法は、今日でも人間の手によってのみ作ることができる精妙な方法です。
　しかしそれだけに、無色透明と色とか織りなす色彩のコントラストが、まことに鮮やかに映えて、単色の硝子にはみられない楽しさを創り出しています。
江戸切子の器は江戸伝来のカット技術を継承し、繊細な切子と舶来のデザインに独自の感覚をそそぐ「和硝子器」の逸品といえます。