「壊れた扉から」は85年にリリースされた尾崎豊の3作目のスタジオ・アルバム。尾崎が10代である内に3枚のアルバムをリリースするという目標があったため、20歳の誕生日前日にリリースされている。前作『回帰線』（85年）よりおよそ8か月ぶりにリリースされた作品であり、作詞・作曲は尾崎、プロデュースは須藤晃およびHeart Of Klaxonが担当している。レコーディングはCBS・ソニー信濃町スタジオにて行われ、編曲は前作に引き続き西本明が担当している他、バックバンドとしてツアーに参加していたHeart Of Klaxonが尾崎と共に担当している。前作までに顕著であった大人や社会に対する反抗的なメッセージ性は希薄となり、内省的な自問自答を題材とした曲が多く収録されている。先行シングルとして「DRIVING ALL NIGHT」がリリースされているが、シングルには同年8月25日の大阪球場公演時のライブバージョンが収録されており、スタジオ録音バージョンは本作にて初収録となった。また、本作リリースから16年後に映画『LOVE SONG』（2001年）の主題歌として使用された「Forget-me-not」がリカットとしてリリースされた。ヒット曲「DRIVING ALL NIGHT」、「Forget-me-not」の他、「路上のルール」、「米軍キャンプ」、「Freeze Moon」、「ドーナツ・ショップ」を含む全9曲。オリコン最高順位5位。

折れ、シミ（写真4、8、9、13）がありますが、全体に目立った傷や汚れはなくお勧めです。盤面の状態も良く視聴に問題ありません。

※経年によるシミがジャケットにややあります。折れはライナーに一部あります。当時のレコードにしては盤は良好です。

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