「三国志読本」

宮城谷 昌光　定価: ￥ 710

・宮城谷ファンなら必読書ではないでしょうか。著名人との対談で三国志の理解も深まりますが、それ以上に、宮城谷氏がどうしてあのような難しい漢字を多用するのか？その契機となった事などが良く分かりました。「ストーリーは考えたことはない、歴史小説を書くならその時代に入っていけばよい…歴史はふりかえってみるものでない。すすんでいって、みるものである」最後の随想にも氏の創作態度の真摯さが伝わって来ます。

・多少のヨレは有りますが、まずまずのコンディションだと思います。

・あくまで中古品とご理解いただける方にお譲りしたいと思っています。

・なお、値下げ交渉には対応しておりません。値下げ交渉のコメントの返信は控えさせていただきます。ご了承 お願いいたします。

・匿名/追跡可能配送です。



【本の概要】

2013年、遂に全12巻が解決した宮城谷昌光さんの正史「三国志」。執筆12年の間になされた「三国志」をめぐる多彩な論考に加え、五木寛之、井上ひさし、白川静、宮部みゆきら11名の客人との対話を一挙収録。宮城谷史観の全貌を明らかにする究極の一冊!

〈収録内容〉

I 歴史小説の生まれる場所」

……インタビュー「私の『歴史小説』」再録

II 自作解説 「三国志の世界」

「三国志の沃野に挑む」/「曹操と劉備、三国志の世界」/「三国志の世界」/「『三国志』歴史に何を学ぶのか」

III 対談 「歴史小説を語る」

×水上勉「歴史と小説が出会うところ」/ ×井上ひさし「歴史小説の沃野、時代小説の滋味」/×宮部みゆき「『言葉』の生まれる場所」/ ×吉川晃司「我々が中国史に辿り着くまで」/ ×江夏豊「司馬遼太郎真剣勝負/ ×五木寛之「乱世を生きるということ」

IV 講義&対談「中国古代史の魅力」

「中国古代史入門」/ ×白川静「日本人が忘れたもうひとつの教養」/ ×平岩外四「逆風の中の指導者論/ ×藤原正彦「英語より『論語』を」/×秋山駿「春秋時代から戦国時代へ」/×マイケル・レドモンド「碁盤上に宇宙がみえる」/ 「項羽と劉邦、激動の時代」

V 付記

『三国志』をより深く楽しむための本/宮城谷昌光中国歴史作品の年代一覧/特別随想「ふりかえること」/対談者略歴/宮城谷昌光出版年賦



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