著者プロフィール

石川県七尾市生まれ。第四高等学校を経て、東京帝国大学文学部国文科卒業。戦後河出書房に入り『文藝』の編集に従事。1947年『文藝』編集長に就任。短篇小説『猿』が芥川賞の候補になったのを機に作家専業となる。伝記小説の分野で活動し、1962年には同郷の作家島田清次郎の伝記小説『天才と狂人の間』で直木賞受賞。フランス文学者・舞踊評論家の佐々木涼子は長女。



受賞・叙勲歴

1962年『天才と狂人の間』で第47回直木賞

1985年『能登』で第13回平林たい子文学賞

1986年『近衛文麿』で第41回毎日出版文化賞

1989年 勲三等瑞宝章

1993年第46回中日文化賞　第41回菊池寛賞







河出書房新社・昭和５３年９月第初版発行の杉森久英「小説坂口安吾」帯付きです。紙質と経年によるヤケが全体にありますが、シミはなく、書き込みや蔵書印などもありません。帯の背に痛みがあり、補修しています。

４４年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。



※杉森久英の以下の直作品も出品しています。

天才と狂人も間　

苦悩の旗手　太宰治

能登