「銀漢の賦」
葉室 麟
2010年2月10日 第１刷
第14回松本清張賞受賞作
定価: ￥ 552円+税
文春文庫

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一読して(さらっとは読めない大変深みのある作品でしたが)、そのままカバーをして本棚にしまっていました。
「銀漢(天の川)」は、母が好きな詞で、茶杓の銘に使うほどでした。
この小説では、銀漢が天の川だけではない意味合いを持っているようですが、他にも引用されている漢詩の響きがいつまでも残っているように思われます。
源吾、将監、十蔵などの登場人物の描き方が、とてもリアルでつい引き込まれてしまうようです。
状態は、特に問題になるような点はないように見えます。
ただ、自宅保管のため管理に手抜かりがあるかもしれません。ご了承ください。

以上の点をご考慮の上、ご検討よろしくお願いいたします。