レアグルーヴ •リスナーは要チェック！
ロック • オペラならぬソウル •オペラ、「the soul of Jesus Christ Superstar」のレコードです！

劇団四季 のミュージカルでもお馴染みのロックオペラ「ジーザス・クライスト・スーパースター」は、イエスキリストの最後の7日間を描いたロックオペラとして、1971年に初演、1973年に映画化され、特大ヒットを記録。

その中で制作された、当時のヒッピー文化やフラワー・ムーブメントを反映したサイケデリックな楽曲群は多くのカバーを生みました。
こちらのアルバムは、黒人アーティストによる、アルバム丸ごとのカバーという企画ものです。

ゴスペルテイストを程良く感じさせる、男女ボーカルやコーラスとの掛け合いを中心としたソウルフルな内容で、侮るなかれ、収録曲の大半が、打ってるドラムとオルガンが非常にグルーヴィーな、ファンキーソウルなのです！

イナタめの raregroove が好きな方は大体の曲がイケると思いますが、

鉄琴とタンバリンの入り方がカッコイイ、ドッシリとしたシブメのソウル・トラック、side1-3

オルガン・リフ、コーラスと共に駆け抜ける、ファンキーソウル、side1-4

オルガンとピアノが全体を盛り上げる、初期 ファンカデリック や　パーラメント を思わせるロッキン・ファンク、side2-2

いきなりデカすぎる鉄琴の音で始まるラグドなファンキーソウル、表題曲、side2-3

等々オススメです！

あと、このレコードのオススメ・ポイントとして、70’s の空気を凝縮した録音と共に、個性的なミキシングというか、音のバランスとか、ステレオの左右の振り方とかが結構おかしくて、Kool & the Gang の「 Chocolate Buttermilk 」的なヘンさといいますか、そのヘンさが妙にかっこ良く思えて、何回も聴いてしまいました。
単に仕事が粗いだけなのかも知れませんが、その荒々しさも含めて、レアグルーヴ的で、気に入っておりました。

盤の状態については、軽いチリ音等は有りますが、中古レコード慣れしている方であれば十分楽しめる範囲内かと思われます。
梱包はリサイクルの段ボールを利用したものになります。

#soul #funk #raregroove
#ソウル
#レアグルーヴ