工芸画　額装　平山郁夫画「浄瑠璃寺」　院展創立90年記念　院展代表作家六撰

　西域から日本まで仏教東漸の道をたどる作品を制作し続けてきた平山画伯がその東端である日本の仏教の故地を描いた昭和44年の作品。
　浄瑠璃寺は京都府の南部にある古刹で、現存の阿弥陀堂は平安建築の貴重な遺構である。
　蓮の花咲く池に面して立つ御堂を描いたこの作品は、画伯独特の気品と格調の高さをもち、観る者を浄土世界の幻想へとさそう。
　耳を澄ませば、天上の音楽が聞こえてくる。（説明パンフレットより）

【院展】公益財団法人・日本美術院が運営する国内最大級の公募展覧会（年2回開催）

画寸：天地27cm・左右20.8cm
額寸：天地44.7cm・左右41.5cm

製作年　昭和63（1988）年