スケール...1/18
種類...救急車
1980年と刻印のある、現在廃業したと思われるメーカーの初代・日産キャラバン救急車です。残念ながら電池ボックス（単１）通電用金具の錆のため、音は出ませんが金具の加工、研磨などで音が出る可能性はあります。
外観は43年前の玩具にしては助手席ドアミラー（救急車なのにバニングカーみたいなカリフォルニアミラー？）欠品くらいで、まあまあの程度だと思います。車種的には「大都会PARTⅱ」のオープニングで、石原裕次郎扮する医師の宗方悟郎が降りてくる救急車と同じですね。ミラーは根本から折れて土台が残っているような感じではなく、部品穴が綺麗に残り、幼児が遊んでいて勝手に外れたような印象です。
スケールは、公式表記はないものの車幅約10cmから、実車幅が169cm程度と仮定し、概ね1/18と思われます。
個人的に日産派だったので、現存率が少ない初代キャラバンは大好きな車種ではありますが、画像通り新品同様ではありません。
マニアックなミニカーやモデルカーのコレクター、日産キャラバンファンや救急車、消防車など働く車系マニアの皆様。またはいっそディスプレイ用に絞り、バニングカーやあえて完全フルノーマルに修復、初代Ｅ20の代表カラーだった薄いブルーあたりにリペインティング、モデルカーのコンテスト出品ベースなどに如何でしょう？
幼児が砂場等で遊ぶことを想定し、材質は流石に丈夫で、奇跡的に大きな穴や凹みは見当たりません。リアバンパーの擦り傷も、かえって実車同様、使い込まれたリアリティある雰囲気を醸し出しています。
フロント底に回転軸があり、本来は通電されれば何等かのピーポー音やタイヤが回転できない代わりに回転軸で走りっぱなしにならず、車体を強引に右左折できる仕組みのようです。
音出に拘らなければ、いにしえのバニングカーやノーマル、24時間テレビのお風呂カーなどへの装飾修復でも面白そうです。
1/18のビッグスケールは意外と場所を取らず、持て余す大きさでもありません。見た目にも余裕あるスケールですので、やはりレストアベースとしての認識が現実的でしょうか？

稀少品に付き、安心の追跡番号付き発送。
レストアラーの貴兄の手で、是非、私の大好きな初代日産キャラバンを令和６年のいま、復活させてください。
即決の場合、テスト用単１電池２本をサービスさせていただきます。