綺麗です・帯付き

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優れたアンティークジュエリーはどれも第一級の「美術品」でありながら、実は私達が日常的に身に着けられる装身具でもあるのです。
ジュエリー美術職人たちが成した計170点の美の軌跡を、著者・黒岩トシオの豊かな美意識と感性で見せ、そして語る意欲作。
既存のアンティーク本との決定的な違いは、個々のジュエリーの美しさを言葉の限りを尽くして語り切り、読者を作品に向き合わせて完全に一体化させることに最大努力が払われている点です。本書推薦者の山口遼氏も、本書巻頭で以下のように語っています――「頗る感性豊かな若いアンティークジュエリー商の黒岩君が、これまで扱った作品を、写真と共に懇切・明快な解説をつけてまとめたのが本書です。
一人のジュエラーとして彼が歩んだ軌跡を辿ると同時に、個々のジュエリーの一体どこが優れているのかが、たちどころに判る見事な本になっています。貴方の座右にぜひ置いていただきたい書物であると明言します」。本書は、中世から近代まで、まさに「ジュエリーの時間」を旅する“美的旅行書”なのです?!