知識的なことはもちろん、日本語・欧文のタイプフェイス、由来など、文字のバランスに関しても詳しく書かれている本。著者の桑山 弥三郎氏は新書体「タイポス」の制作者であり、「東京モノレール株式会社」のロゴ、成田空港のサインのタイプフェイスをデザインされた事で有名。

桑山弥三郎

1938年新潟県柏崎市に生まれる。 1956年から2年間阿佐ヶ谷美 術学園でデザインを学ぶ。1960年武蔵野美術短期大学卒業。 1962 年武蔵野美術学校卒業。 DOCCO デザイン研究所設立に参加。 1966年から5年間阿佐ヶ谷美術学園でタイポグラフィを教える。 1969年桑山書体デザイン室を設立。 1970年から武蔵野美術大学 でタイポグラフィを教える。 1972年からレタリング技能検定中 試験委員を務める。 1975年から朝日カルチャーセンターでレ タリングを教える。 1975年から日本フィニッシュワーク協会常 任幹事を務める。 1979年自分の時間をつくるために武蔵野美術 大学、レタリング技能検定、日本フィニッシュワーク協会など を退く。

現在, 国際タイポグラフィ協会(A.TYP.I)、日本タイポグラフ 協会(JTA)、ドイツ印刷作家連盟 (BOB)、東京デザイナー ズスペース (TDS) 各会員。 朝日カルチャーセンター講師。 グル ープ<タイポ〉メン、 クリスチャンのエホバの証人。

主著に「レタリングデザイン」、「書体デザイン」、「自習レタリ ング」 グラフィック社。 「グラフィック・エレメント集」全10巻 柏書房がある。書体作品に「タイポス」 (協同制作)、「クワ」、「エ 「アー」、「スプラン」、「波」などがある。


238ページ・ハードカバー
出版社：グラフィック社
出版日：January 1, 1969
サイズ：21.5 x 30.5cm

経年による黄ばみがありますが
本そのものは良い状態と思います。

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