日本舞踊家である母　家内　実妹が着用しなくなった着物や帯 呉服屋さんのお付き合いで購入しましたが未使用のお品を破格で出品させていただきます

西陣組合織染匠「美吉」で誂えました
名家「奥順謹製」重要無形文化財　本場結城紬「結」本藍染　１００亀甲　地機「菊花　有職文様」総絣織　縦緯真綿手紬糸　絣くくり　手機織の
お品でございます

結城紬の染料のなかでも　一番色が載りにくく　真綿のなかでも
最高級の繭を使用されます本結城には何度も先染めを繰り返さないと
本藍染の藍の色目がきれいに出なく　高価な藍の染料を大変な量を使用されますため
化学染料で染められた本結城と比べ　非常に高価で　また年々染められる職人さんが
織られなくなってきたと云われます　本藍染の本結城のお品でございます

蚕の繭を煮て柔らかくして広げ縦糸　緯糸の両方に手紡ぎ糸を使われ
やわらかく　空気をたくさん含むために温かく　とても心地良く優しい素材です
この真綿から人の手で糸をつむぎ出すことで素材の良さを損なわない最上質の糸ができあがります
縦橫の両方に手紡ぎ糸を使用されるのは本場結城紬だけと云われており
独特の軽さ　艶感　風合い　それでいて上質な繭を手紡ぎ糸を使用されて
おりますゆえシワになりにくく　肉厚なのに軽いのが
証紙でいいますと「結」「石下」「紬」の順にランクがつけられる
最高級の由縁でございます

結城紬は「着倒す」ほど生地が柔らかくなじみ２，３回洗い張りを繰り返すうちに
体になじむものになり　孫子三代まで引き継ぐことが出来ると云われる
紬のなかでも最高峰と云われる由縁かと存じます

※証紙　反端あり


新品☆（しつけ糸付）
７年前に誂え　大切に自宅保管いたしておりました

特筆すべき難はなく　スッキリ！新品でございます

あくまでも個人の自宅保管品でございますゆえ
神経質なお方様は恐れ入りますが
ご遠慮くださいませ


【上代価格】２１８万円程
【素材】正絹
【状態】新品
【寸法】
　　　　身丈(肩から)4尺1寸5分(157㎝)
　　　　裄 1尺6寸4分（62㎝)＋7㎝程出せそうです
　　　　袖丈 1尺3寸（49㎝）
　　　　前幅6寸1分（23㎝）後幅7寸5分（28.5㎝）
【襟元】広襟（ホック式）

（身長～162㎝程までのお方様に適応）