【真作】【参考】森寛斎



　　　　　　　没年：明治27.6.2(1894)　生年：文化11.1.11(1814.3.2)　幕末明治期の日本画家。長州(萩)藩士の子として生まれる。本姓石田,幼名は幸吉のち尚太郎,字は子容。天保2(1831)年大坂に出て森徹山に入門,円山派の絵を学び,のち徹山の養子となる。安政2(1855)年御所造営に参加し揮毫するが,幕末は国事に奔走,密使としてたびたび長州,京都を往復する。勤皇の志士と交わり,品川弥二郎とは以後長く親交があったという。明治維新後,京都で如雲社に参加,塩川文麟没後,同社および京都画壇の中心的存在となった。各種博覧会で高賞を受賞し,明治13(1880)年京都府画学校出仕,19年京都青年絵画研究会会長,23年帝室技芸員。



【作品状態】 本紙は絹本肉筆です。本紙は多少の薄汚れあります。表装は絹表装で、天に多少の薄汚れあります。

　　　 　　　　　　 桐合せ箱付　 軸丈　　縦　190cm ×　幅　48cm



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