モデルNo.6105-8119、SEIKO 2nd Diver's 後期型、植村ダイバーです。
先日、オーバーホール(O/H)完了し新品のセイコー製シリコンバンドを付けました。自分で使う予定でしたが、私に出来る最高な状態に仕上がったので欲しい人がいればこの状態で譲りたいと思い出品しました。譲り先がなければ自分で使います。
O/H後は未使用でバンド遊環は保護ビニール付きです。

小学校高学年の時(1980年頃)、親戚のおじさんからベルト無しの状態で譲り受けました。父が小田急百貨店(東京・町田)へO/Hに出し純正バンドを付けオリジナルの状態に戻してくれました。当時、ケースの形が変、バンドが細くて不格好だと思ってました。小学生の細い腕には不釣り合いで成人するまで、そして成人してからも使う機会がほとんどなく、約40年間、室内で保管してました。当時の純正バンドは経年劣化でダメになり、その後一度交換したウレタン製もダメになり、その間、時計を使ったのは数十回程度です。
親戚が1オーナー目(証明不可)、私が2オーナー目です。

今回、O/Hするにあたり純正に拘りたかったのでセイコーお客様相談室(東京・丸の内)に持参したものの6105は古過ぎて対応不可とのこと。東京・浜松町の修理店なら対応可能との紹介を受け、浜松町へ。この店でO/H、ダイバーズ用バネ棒の交換、セイコー製シリコンバンド(SBDC105純正のR03E011J0)の装着をすることにし約1ヶ月の作業を経て12月1日に戻ってきました。
R03E011J0のバンド幅は20mm、6105-8119のラグ幅は19mm、多少きつい感じがあるもののバンドを削ることなく付いてます。
6105-8119の純正バンドは廃版のため入手不可でした。

O/H後の日差は文字板上方向 +9秒、文字板下方向 +8秒、3時下方向 -2秒。
ベゼルロック OK。
カレンダー送り OK。
日常防水テスト NG。
修理報告書の記載内容より

裏蓋パッキンは交換したものの竜頭パッキンは廃版で代替もなく交換不可とのこと。雨の日や夏期の発汗には注意が必要です。

風防ガラスに薄いキズがあります。正面から見ると目立ちませんが写真で判断願います。

Vintage SEIKO Diver 2nd Captain Willard
#6105-8110