ブルーノムナーリ「きりのなかのサーカス」
八木田 宜子 訳
好学社

初版1981年のブルーノムナーリの名作絵本。こちらは1989年の初版第2刷です。2009年に谷川俊太郎さんの新訳で出た版も今は絶版のようなので、大変貴重かと思います。

新品で購入後、大事に保管しておりました。とはいえ、34年前の本ですので、経年による黄ばみ、ページの褪色などあります。トレーシングペーパーのページに、前後のページの色移りがうっすらあります。ひどくはありませんが紙の波打ちもやや感じられます。折れや破れ、ページのはずれ、書き込みなどはありませんが、外カバー上部に微折れがあります（最後の写真）。きれいなほうだとは思いますが、34年前の古本であることをご了承のうえご購入くださいませ。

濡れ、折れ防止の梱包をした上で、メルカリ便にて匿名発送いたします。大切にしていただける方にお譲りできたら嬉しいです。

よろしくお願いいたします☆



＊本の構成＊
<第１部>トレーシングペーパーのページで霧にけむるミラノの街を表現。めくるたびに霧の濃さがかわり、霧の街の中を歩みゆく臨場感が伝わります。
<第２部>カラフルな紙に型抜きを施したページ。ゆかいなサーカスの音楽や喧噪が聞こえるようです。
<第３部>再び現れた霧のページでは１部目と対照的に描かれた自然物が家路へつく静けさを伝えてくれます。