「太宰治」
別冊太陽編集部
定価: ￥ 2300税抜き

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学生時代に太宰治にはまり、何冊も本を読みましたし、教科書では「走れメロス」を授業で学びました。最近では伊藤潤二のコミックで「人間失格」を読み、身近に太宰治の作品にふれる機会は多くありましたが、若い頃は少し太宰を美化していたような気がして、それなりの年齢になると妻や子供の事を思うと作品とは別に、なかなか厄介な人だったとかんじます。作家という職業柄、そういう事もネタにしてまた新たな作品を出す訳ですが、未完の遺作グッドバイはどういう気持ちで書いていたのか穿った見方をしたくなります。弱い、将来もないような女性は又、刹那的な太宰に引かれるのでしょうか。まあ、女性にはモテたとは思いますが。作品をまた読み返してみたい気はします。長編作品はほとんどありませんし、短編集は優れた作品も多いです。この本で太宰治の全てが分かるかどうかは断言はできませんが、興味ある方にはお勧めです。初版2009年7月9日第1刷です。コメントの後で購入頂くと、在庫確認ができるので助かります。コンビニでお支払いの方は、期限内にお願いします。お値下げ不可、現品限りです。