彩瀬まる「不在」「骨を彩る」「桜の下で待っている」「朝が来るまでそばにいる」「神様のケーキを頬ばるまで」の５冊です。
・不在】明日香は父の死で実家の洋館を相続する。久しぶりの実家で遺品を整理しながら家族への複雑な思いと父から必要とされなかった事に気づかされる。
・骨を彩る】十年前に妻を失うも心揺れる女性に出会った津村だが、罪悪感で一歩を踏み出せない。そんな中、遺された妻の手紙に「だれもわかってくれない」という言葉を見つける。
・桜の下で待っている】郡山、仙台、花巻。桜前線が日本列島を北上する4月。新幹線で北へ向かう男女5人、それぞれの行く先で待っているものは。
・朝が来るまでそばにいる】火葬したはずの妻が家にいた。生前と同じように振る舞う彼女との本当の別れが来る前に果たせなかった新婚旅行に向かう。（－「ゆびのいと」）生も死も夢も現も越えこころを救う６編。
・神様のケーキを頬ばるまで】ありふれた雑居ビルでの、いくつもの人間模様。シングルマザーが踏む出す一歩、喘息持ちのカフェバー店長の恋。ー 明日に向かうための５編。

汚れは無く全体に良い状態ですが、他に目立つような傷みは無いものの「骨を彩る」の最後の方、綴じ側の端に製本時の撚れ（写真９）がありますので「やや傷や汚れあり」にしています。
写真でも十分にご確認いただき、よろしければご購入いただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

※ セットでの販売とさせていただいています。
※ 濡れや損傷防止のため、ポリやビニール等のチャック付き袋と発泡シートなどを使って発送します。