「慢性炎症ー多様な疾患の基盤病態ー生活習慣病，がん，免疫・神経疾患に至る分子メカニズムと診断・治療への応用」

小川佳宏，真鍋一郎，大島正伸，竹田　潔／編

定価: ￥ 5400



キズや書き込みなどがなく、全体的に綺麗な状態だと思います。



「内容紹介」

第1章 炎症の収束機構の破綻と慢性化機構

　1.Foxp3+制御性T細胞による炎症制御

　2.炎症の収束における脂質メディエーター代謝系のダイナミックな変化とその機能的役割

　3.組織リモデリングにおけるEMTの役割

　4.マクロファージ機能のエピジェネティクス制御

　5.自然炎症の概念

第2章 慢性炎症と生活習慣病

　1.肥満と慢性炎症

　2.2型糖尿病

　3.糖尿病性腎症の成因としての慢性炎症

　4.心疾患と慢性炎症

　5.COPDと肺線維症における慢性炎症

　6.心血管代謝疾患に共通する慢性炎症プロセス

　7.血管新生関連因子による慢性炎症制御

第3章 慢性炎症とがん

　1.炎症によりもたらされる遺伝子異常と発がん

　2.COX-2/PGE2経路と発がん

　3.NF-κB/STAT3と発がん

　4.発がん過程における腫瘍壊死因子の逆説的役割

　5.炎症に起因する悪性化と転移予防

第4章 慢性炎症と免疫疾患

　1.関節リウマチの原因と病態

　2.慢性アレルギーと好塩基球

　3.皮膚バリア機構とアトピー性皮膚炎

　4.自然免疫系による炎症性腸疾患制御の分子メカニズム

第5章 慢性炎症と神経疾患

　1.アルツハイマー病における慢性炎症の役割と創薬

　2.プリオン感染のリスクファクターとしての慢性炎症

　3.多発性硬化症

第6章 慢性炎症を標的とした先進的診断法・治療法の開発

　1.脳梗塞と慢性炎症―Now and Then

　2.慢性肝疾患に対する自己骨髄細胞投与療法の開発と今後の課題

　3.炎症細胞が作り出すニッチと筋肉再生

　4.動脈硬化における慢性炎症と分子イメージング

　5.がんのイメージング



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