比較的大型のホームラジオの一種かと見てポチった一台です。
届いたのはソニーのIC11と同じ位の幅で奥行きも高さも少し小さく、どちらかと言えば小型のラジオでした。
ホームラジオと小生が思ったのは全体の色使いとデザインによる物です。
全く初めてのラジオで、ネット上でも殆ど情報が取れませんが、面白いことに東芝の商品カタログ専門の英語ネット販売サイトが有り、ここで唯一のカタログを見つけました。
発売時期は未定ですが、東芝のラジオとしては最後のビッグヒットと言えるIC70が発売されたのが69年。このモデルの機能、デザインはそれよりも少し前と思われるので67、8年頃だろうと思われます。
定価は¥10000ジャストが現金価格で月賦販売では¥10500でした。当時の¥10000は大卒の初任給の半分以上だったでしょうから、月賦でラジオを買うのは珍しくなかったのでしょう。
スピーカーはφ60mmのアルニコ壺型ヨークの物、最高出力は300mWでした。電池使用は電極の腐食で不可、AC使用にはには特殊なコードが必要ということで、68年のワールドボーイカスタム、同69年のGXに使われている差し込み口が小さなコードで動作確認をした所、ガリはあるものの、普通に鳴り始めました。
電池ボックスの電極は腐食しているものの、ヤスリがけと錆止め接点復活剤の塗布で通電し、電池使用も可能です。但し、プラスチックの経年劣化は避けがたく、電極を停めているプラスチック部分に亀裂が入っていていつ壊れるか分からない状態故、電池での使用は余りお勧めしません。
IC70を引き合いに出したのは、この電池ボックスの形がIC70のそれと酷似して居る為です。
但しIC70はカートリッジ式ですが、こちらは電池蓋を開けるタイプです。
整備、クリーニング済み。アンテナ先端は欠品で代替品を付けて居ます。
東芝はIC70で同社ラジオとしては初めてITL、OTL(入力、出力段に音に影響を与えるとされるトランスを不要とした回路)を採用して、その高音質とデザインのよさでベストセラーとなりましたが、このモデルにはその様な当時最新の技術は使われていません。そのせいもあるのでしょうか、IC70に比べて明瞭度が低い音と感じます。
これまでで初めての超レアモデルで動作品です。ダイヤルライト点灯せず。自作ACコードはお付けします。
回路を採用して
届いたのはソニーのIC11と同じ位の幅で奥行きも高さも少し小さく、どちらかと言えば小型のラジオでした。
ホームラジオと小生が思ったのは全体の色使いとデザインによる物です。
全く初めてのラジオで、ネット上でも殆ど情報が取れませんが、面白いことに東芝の商品カタログ専門の英語ネット販売サイトが有り、ここで唯一のカタログを見つけました。
発売時期は未定ですが、東芝のラジオとしては最後のビッグヒットと言えるIC70が発売されたのが69年。このモデルの機能、デザインはそれよりも少し前と思われるので67、8年頃だろうと思われます。
定価は¥10000ジャストが現金価格で月賦販売では¥10500でした。当時の¥10000は大卒の初任給の半分以上だったでしょうから、月賦でラジオを買うのは珍しくなかったのでしょう。
スピーカーはφ60mmのアルニコ壺型ヨークの物、最高出力は300mWでした。電池使用は電極の腐食で不可、AC使用にはには特殊なコードが必要ということで、68年のワールドボーイカスタム、同69年のGXに使われている差し込み口が小さなコードで動作確認をした所、ガリはあるものの、普通に鳴り始めました。
電池ボックスの電極は腐食しているものの、ヤスリがけと錆止め接点復活剤の塗布で通電し、電池使用も可能です。但し、プラスチックの経年劣化は避けがたく、電極を停めているプラスチック部分に亀裂が入っていていつ壊れるか分からない状態故、電池での使用は余りお勧めしません。
IC70を引き合いに出したのは、この電池ボックスの形がIC70のそれと酷似して居る為です。
但しIC70はカートリッジ式ですが、こちらは電池蓋を開けるタイプです。
整備、クリーニング済み。アンテナ先端は欠品で代替品を付けて居ます。
東芝はIC70で同社ラジオとしては初めてITL、OTL(入力、出力段に音に影響を与えるとされるトランスを不要とした回路)を採用して、その高音質とデザインのよさでベストセラーとなりましたが、このモデルにはその様な当時最新の技術は使われていません。そのせいもあるのでしょうか、IC70に比べて明瞭度が低い音と感じます。
これまでで初めての超レアモデルで動作品です。ダイヤルライト点灯せず。自作ACコードはお付けします。
回路を採用して
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