80～90年代車の点火系チューニングで人気のパーツだった永井電子 ULTRA ウルトラのCDI No.9350の中古美品です。



いくつか種類のあったCDIの中でも、No.9350は「TYPE STREET」、「FOR 12V NEGATIVE GROUNDED CAR ONLY」と表記があるとおり、最も汎用性のある純正イグニッションコイルを使用した12Vのマイナスアース車用です。



先日まで半年ほど愛車に装着していましたが、仕様変更のため取り外したもので、動作確認品です。



入手した時は取説等が欠品していましたが、永井電子ではもう古すぎる製品のためサポートしていないため、ネット検索を駆使して情報を集め、自分なりに配線の接続先などまとめた資料を作成したので、一緒におつけします。



また、イグニッションコイルのプラス端子に装着するUTI端子も欠品していたのですが、この部品の意味がなかなか判明せず、ネットでも情報が少なく難儀しました。



結局、コードの取り回しと絶縁を兼ねただけの部品だと判明して、やっと装着に踏み切ることができたので、入手してから装着するまでの準備に時間が掛かったパーツでした。



CDI付属の専用カプラー付き配線ですが、自車のエンジンルームに合わせて配線の長さを加工しているため、短ければ延長加工などが必要です。



配線にはCDIが故障した緊急時にすぐ純正に戻せるよう、バイパスコネクターが設定されていたので、これもエーモンの110型2極カプラーを使って再現しました。



普段はこの配線は端子を保護するため未結線のカプラーをメクラ蓋として装着し、上から熱収縮チューブで保護していました。今回、15Φ熱収縮チューブ1本をおつけしますので、エンジンルームに装着後は保護のためにご利用ください。



実際に装着した結果、すぐにクラッチミートの位置が奥になった(トルクアップしたため)を感じた程度ですが、同じ車種に乗るオーナーがこのCDI No.9350を装着した際は、それまで家族4人乗車ではエアコンをつけたまま坂を登らなかったのが、坂を登れるようになったくらいトルクアップしたとのことでした。



このCDI No.9350は低速でのトルクアップで街乗りの加速を重視した点火系チューニングパーツなので、愛車の低速トルクが細くて悩んでいるオ…