紫交趾に色鮮やかな蝶が全体にバランスよく配置されています。名工中村翠嵐の作品ですので大切なお茶会にも安心してお使いになれます。購入してから一度しか使用しておりませんので状態は非常に良好です。共裂は未使用です。窯印は下部脇にございます＊写真④。共箱は箱脇に『紫交趾蝶蓋置　翠嵐』として印が捺してあります。箱もキレイです。



共箱。共裂。外箱付（紙製）。



胴径5.6㎝　下部径5.5㎝　高さ5.3㎝



▢2代中村翠嵐（なかむらすいらん）

昭和17年(1942)～

京焼。京都。父・初代翠嵐に師事する。昭和47年(1942)2代翠嵐襲名。53年より全国各地にて個展開催。平成15年(2003)、伝統的工芸品産業の振興に貢献したとして、経済産業大臣表彰を受ける。京都府伝統産業優秀技術者(京の名工)、22年、卓越した技能者(現代の名工)の厚生労働大臣表彰を受ける。26年、瑞宝単光章を受章。



【参考文献】

茶道具の名工・作家名鑑　淡交社



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