「明治国家と士族」

落合弘樹

9,900円（税込）

332ページ



この装丁の本は絶版になっており、アマゾンの価格も￥13,812になっております。ただ、オンデマンド版が吉川弘文館から在庫僅少ですが、ありまして、そちらは、定価12,650円（税込）です。



内容説明

明治政府にとって、士族への対処は重要な課題であった。本書は、財政基盤確立のための秩禄処分、不平士族への対応、政府支持基盤の温存策としての士族授産を分析。明治初期の士族の状況と明治政府の構造を再検討する。



目次

１　集権化と秩禄処分（明治初年の藩政改革と彦根藩；留守政府期の秩禄処分；禄制の廃止　ほか）

２　大久保政権と不平士族（征韓論の形成と佐賀の乱；外征論の展開と不平士族；守旧激派と密偵　ほか）

３　士族授産の政治史的考察（研究史の整理と課題；大久保内務卿の士族授産計画；内務省期の士族授産政策　ほか）



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