「フーリガンの社会学」
Dominique Bodin / 陣野 俊史 / 相田 淑子
白水社


「フーリガン」という表現は、ヴィクトリア女王治世下、反社会的・暴力的態度から首を切られた一家の名前に由来するという。この言葉と概念は行動様式とパラダイムの変化を印象づけ、メディアによって便利な口実として使われていることも否定できない。
　サッカーに群がる、欲求不満な暴徒ども──フーリガンは、希望格差社会の申し子か？　本書は、メディアが作りあげた集団像を実地調査をもとに問い直し、暴力の社会決定論に反論を試みている。
内容（「BOOK」データベースより）


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