高さ16cm
底面直径8.4cm
880g

⚠️未使用です。
というか、彫りが深くて貫通してます。゜(゜´ω`゜)゜。
水入れたら漏れる…




半年ほど調べたり尋ねたり、色々やってみましたが、、、あまり出回らないアイテムで120%断言できるほどの確信なし。ご了承くださいε-(´∀｀; )

おそらく、フランスのノール＝パ・ド・カレーの炭田地帯の土産物として作られたものかと思います。

同地域は、ヨーロッパ大陸の鉱山の中で最も西に位置する工業地帯です。18世紀末～20世紀の産業の発展の様子を今に伝える産業遺産として、2012年に鉱脈と工業都市であったエリア全体が世界遺産に登録されました。フランス内のポジションでいえば、ベルギーと国境を接する北部。だからビアマグなんですかね。

かなり発展していた地域で、当時の人々の暮らしに関わる丸ごと世界遺産になっていて興味深いですよ！！









「炭鉱人形」という、昭和30年代に考案された工芸品があり、それと似た素材感です。
鉱山地域の土産物として、薄っすらと広まり…(しかし製造時に大変臭いとかで流行らなかったらしい)
全体的に大きめでゴツくて、細かい細工は難しい素材のようで、どこの地域でもマイナー感があります。

こちらは一部、手彫りで造形されているところもありそうで、地味に手間がかかっています。
内側もろくろ引きで削りを入れてそうですし、別で作ったハンドルを本体の鋳造？時に合体するような感じで凝ったことしてるなあ。
すごくゴツいが、見た目よりは軽くて独特です。

珍品ですし、ペン立てにでもいかがでしょうか。
ボールペンやデザートフォークくらいのサイズにぴったりです。
ブロカントがお好きな方にも。





このジョッキとセットになった人形があり(最後の写真参照)、それの服装が三銃士のような大きな襟をしています。
襷掛けの軍服もフランス兵っぽいな〜と思いつつ、炭鉱関係ならイギリスだろう！とそっちを調べて迷走しました。素直にダルタニャンと鉱山を調査すりゃよかったなー。
次にフランスへ行く時は北に行こう！！