象谷塗の地に梅の古木を描いた彫りが施された、珍しい香川漆器の丸盆です。

径・35.6cm 高・約2.5cm

未使用の長期保管品ですが、裏面に当初よりあったと思われる線のようなキズが3本ほど認められます(画像にてご確認下さい)ので、未使用に近い中古品として出品させて頂きます。

画像でご覧頂ける通り、複雑な螺旋の掘りが入った象谷塗の地に改めて模様を刻むと、一見すると何が何だか分からなくなりますw
このカオスさは当初より作者が意図したものかは分かりませんが、その結果、“よくよく見れば分かる！”、“見る人が見れば分かる！”といった非常に奥ゆかしく“粋”な仕上がりになっておりますm(_ _)m