【輪島塗 溜塗 大平椀 2客】
天然木 国産本漆
時代物 骨董

蔵出しの品です。
明治時代の大平椀です。
煮物などを盛る器です。

天然木をくり抜いた木地に国産本漆がしっかりと塗られています。
溜塗です。写真では分かりにくいのですが、色目は黒ではなく濃茶・黒茶色です。
深みのある色の美しさ、手にした時のとろりとした質感、艶やかさは今もなお美しいままです。

胴に帯状の「かつら」と称される加飾挽きが施されています(写真5)
お椀の底は厚みがあり、くり抜いた木の感触が手に伝わってきます。光にかざすと綺麗な木目が見えます。

【溜塗の魅力】
朱塗を塗ったあとに透き漆で仕上げることで表れる溜色。溜塗の魅力は、ニ層の重なりが奥行きのある色を作り出すところです。

【寸法】(約) 口径 13cm 高さ 7.5cm(蓋を含む)

【状態】
1客の見込みに木地由来のキズがあります。その部分の漆は綺麗に塗られています(写真6)
1客の口縁に3㎜幅の浅いキズがあります。目立つほどではありません(写真7)
蓋の裏にスレ線があります(写真8)

一つ一つ和紙に包まれて蔵に保管されていました。長い年月を経てきた器です。
大きなダメージはありませんが、古い時代の漆器であることをご理解いただいた上でご購入をお願い致します。

時代物・骨董品がお好きな方、宜しくお願い致します。細かなことが気になる方はご購入をお控えください。

★飯椀や壺椀(2客)も出品しております。
併せてご覧頂けたら幸いです。