表面に多少のスレ傷などのイタミあります。中は書き込みありません

著者:川戸昌
出版社:駿台文庫

京都大学の入試傾向を踏まえ、問題は過去問とオリジナル合わせて20題に厳選。出典・現代語訳・文章構造・設問の考え方・解答例を詳細に記して、この分野での完全解答を目指す。

１　例題
（近代化論）
　１　森鴎外「洋学の盛衰を論ず」
　２　福沢諭吉「人の説を咎むるべからざるの論」
（文学論・言語論）
　３　二葉亭四迷「小説文体意見」
　４　幸徳秋水「兆民先生」
（その他）
　５　幸田露伴「読史後語」
２　文例
　１　福沢諭吉「学問のすヽめ」
　２　久米邦武「『米欧回覧実記』巴黎府の記」
　３　小野梓「教育論」
　４　中江兆民「考へざるべからず」
　５　永井荷風「浮世絵の鑑賞」
（文学論・言語論）
　６　徳富蘇峰「近来流行の政治小説を評す」
　７　坪内逍遥「小説神髄」
　８　北村透谷「内部生命論」
　９　国木田独歩「独歩吟」
　１０　長谷川天渓「現実暴露の悲哀」
　１１　谷崎潤一郎「詩と文字と」
　１２　芥川龍之介「文部省の仮名遣改定案について」
（その他）
　１３　森鴎外「独り追うべき荷」
　１４　幸田露伴「内証」
　１５　樋口一葉「水の上日記」

川戸昌
1947年京都生まれ。1972年京都大学文学部卒業。1977年京都大学大学院文学研究科国語学国文学専攻博士課程単位取得退学後、1979年から駿台予備校の教壇に立ち、花園大学文学部助教授を経て1989年より駿台専任講師。京大入試実践模試「現代文」の出題者でもある。趣味は宝塚歌劇観劇。共著に「センター試験短期攻略問題集現代文」「現代文答案作成マニュアル」がある。

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