完全正食の本義を説き、進んで絶対健康に入る道を示す。玄米菜食の声高きとき、必読の名著。



- 書 名：健康への道

- 著 者：二木謙三

- 仕 様：四六判（190 × 129 × 14.8ミリ）｜384頁

- 図書番号：978-4-86763-014-3

- 初 版：2023年8月31日

- 定 価：2,998円＋税



- 目 次

第一章 万病を通り抜けた私の体験

第二章 生成化育は天地の大道

第三章 健康とは何ぞ

第四章 栄養論

第五章 適応食

第六章 玄米食の根拠

第七章 人間の皮膚について

第八章 消化器の話

第九章 人体寄生虫の話

第十章 呼吸器の話

第十一章 循環器の話

第十二章 代謝機能の話

第十三章 泌尿器の話

第十四章 人体の運動――筋肉、骨、関節

第十五章 神経系統の疾患

第十六章 伝染病

第十七章 上気道性伝染病

第十八章 経膚性伝染ならびに慢性伝染病

第十九章 長寿福禄

第二十章 無駄のない正しい生活の仕方



- 著 者 略 歴

二木謙三〈ふたき・けんぞう〉細菌学・免疫学者。1873年（明治6）秋田藩医樋口順恭の次男として秋田市に生まれ、幼くして二木家の養子となる。1901年東京帝国大学医科大学を卒業し、東京市立駒込病院に勤務。05年ドイツ留学、ミュンヘン医科大学衛生学教室で細菌学・免疫学を専攻。08年帰朝し駒込病院副院長に就き、東大伝染病研究所や医科大学で研究を続ける。19年駒込病院長、21年から東大教授を兼任する。腹式呼吸、玄米食、完全咀嚼などの二木式健康法を提唱・実践して93歳の長寿に達し、66年（昭和41）没す。