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【内容紹介】

ON対決、名勝負、ライバル、少年時代、青春秘話、家族、名言、運勢、全成績、フォトメモリー。日本一愛される男、長嶋茂雄のすべてがわかる。

日本一愛される男、長嶋茂雄。ファンが選んだ思い出の試合、ミスター完全データ、ヒーロー誕生の秘密、オモシロ伝説、ライバルたちなどを通して、ミスターの魅力を語り尽くす。

【長嶋茂雄とは】

プロ野球選手（内野手：右打右投）、監督。千葉県生まれ。佐倉一高（現、佐倉高）から1954年（昭和29）立教大学入学、監督砂押邦信の猛訓練によって名三塁手になる。在学中にホームラン8本の東京六大学記録（当時）をつくる。1958年読売ジャイアンツ（巨人）入り、翌1959年の昭和天皇を迎えての天覧試合で放ったサヨナラ本塁打など、数々のエピソードを残して、1974年10月引退。新人王を皮切りに首位打者6回、最優秀選手5回、ベストナイン選手17回など数々のタイトルを獲得。日本シリーズでは最優秀選手2回、打撃賞2回。そのほか打率3割以上11回、打撃ベストテン（打率）入り13回という記録をつくり、王貞治とともに「ON砲」とよばれ、巨人9連覇の原動力となった。1975年に巨人監督に就任、1976年と1977年にセントラル・リーグ優勝を果たしたが、1980年成績不振を理由に辞任した。2002年にオリンピック・アテネ大会の野球日本代表監督に決定したが、2004年脳梗塞で倒れ、アテネ行きを断念、日本代表ヘッドコーチで元巨人選手の中畑清がオリンピック・チームの指揮をとった。第二次世界大戦後の野球界最大のスターであり、「ミスター・プロ野球」の意からミスターの愛称で親しまれている。

［神田順治・森岡　浩　2016年9月16日］
［編集部・森岡浩　］
『長嶋茂雄著『燃えた、打った、走った！』（1974・講談社）』▽『深沢弘著『わが友長嶋茂雄かく語りき』（1999・徳間書店）』▽『『長嶋茂雄』第1巻（2000・メディアファクトリー）』▽『越智正典著『実況　長嶋茂雄』（2000・毎日新聞社）』▽

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