増補新装「西洋美術史 : カラー版」
高階 秀爾
定価: ￥ 1900+税

#高階秀爾 #本 #芸術／一般

新たに用語解説を加えてリニューアル

古代から20世紀末まで、西洋美術の流れをコンパクトにまとめ、図版340点をオールカラーで掲載。 用語解説、カラー年表及び関連地図を添えた、美術愛好者の手引きとして、また、学生の参考書として最適の美術史入門書。
高階秀爾(元国立西洋美術館館長・東京大学名誉教授)監修。 多くの研究者・学生・美術愛好者に読まれ続ける美術書最大のベストセラー。コンパクトなサイズで西洋美術の歴史をあますところなく伝える、美術関係者必携の書。



日本人に人気がある西洋絵画といえば、まず印象派のモネ、マネ、ルノワール、……。続いて、ピカソ、マチス、モジリアーニ、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャン、などの19世紀末から20世紀前半に活躍した画家たちでしょうか。
やはりルネサンス時代の3大巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ、ラファエロ、ミケランジェロもはずせません。これにボッティチェリ、フラ・アンジェリコを加えてイタリア・ルネサンスの代表として、次に北方に目を転じると、デューラー、ブリューゲルがいて、少し後のバロック期には、オランダ、フランドル、スペインに巨匠が控えています、――レンブラント、ルーベンス、ベラスケス。
そして近年大ブームになったオランダのフェルメール。
大体この辺が日本人の好みででょうか。

このようにランダムに、自分の好みでピックアップした画家たちを徹底的に鑑賞しまくる、というのも一つの鑑賞法ですよね。
私もある時は、ブリューゲルにのめり込み、その後はピカソにいったり、全然脈絡もなく気分次第で楽しんでいます。
そして気にいった絵と、自分が作者になった気分で、細部までまじまじと向き合ってみます。すると、その画家にはその時どんなアイデアが浮かんでいたのか、あるいは、………、などといろんなことが頭の中でかけめぐります。

ど素人の美術愛好家の私にとって、そういう時に心強いガイドがいてくれると、心から自由に異次元にワープできそうな気がしています。

このガイド・ブックは、超一流のコンシェルジュの監修によるロングセラーです。


美品