共箱入りです。蓋の右上より「？」の朱文印、「梅紋五色」「銘々皿」「寿山作」の箱書きと「？」の朱文角印が。

朱文印はいずれも薄れ判読が困難ですが、右上は「◯◯焼」、左下は「寿山作」であったのでしょうか。

皿の裏には「寿山」と判読出来る銘刻が４枚に、忘れか？１枚には見られません。



「寿山」銘の陶芸家や窯元は複数あり、何焼きか？窯元は？陶芸家は？などは特定出来ていませんが、間違いを恐れずに、美濃焼、志野焼、寿山窯、などが考えられます。（間違いであればご容赦下さい）



自宅保管品です。経年や使用状況は分かりませんが、共箱の汚れや変色、キズなどが見られます。銘々皿そのものには、使用によると思われる汚れやヒビ、欠けなどはほとんど見られません。緑に釉剥げ？が一ヶ所見られますが、製造時に生じたものだと思います。五皿とも状態は良好です。



大きさは若干バラツキがありますが、平均的に直径１４．７㌢、高さ２．２㌢です。

重さは５枚で１２４０㌘、１枚約２５０㌘と結構な重さがあります。

共箱は３２㌢×１６㌢×６．５㌢、重さ３２０㌘です。



厚手の落ち着いた色合いの五色組み銘々皿です。質感の味わい深さもあります。
菓子皿としてお使いいただけると幸いです。梅の時期は過ぎましたが。

また、何焼きか、窯元は、陶芸家は、などの特定も是非。