古今の賢者や著名人と交わす対話の形式をかりて、信仰の問題、死、悪、魂の不滅、自由、道徳など、様々な哲学的命題を考察する。



哲学的問答を思わせるやりとりを通じ、信仰を持つ理由が明かされる。



「私、ギトン」は天国に行けるのかが、物語のメインテーマ。

そのサスペンスを維持しているのが、パスカル、ベルグソン、パウロ6世、エル・グレコ、ド・ゴール、ソクラテス、ブロンデル、ダンテ、ミッテランなど錚々たる人々を相手に「私」が交わす対話。



私の哲学的遺言 単行本 – 1999/4/1

ジャン ギトン (著), Jean Guitton (原名), 二川 佳巳 (翻訳)

定価: ￥ 3080



古今の賢者とのダイアローグの形式で「悪の問題」、「自由」など未決の哲学的命題に迫る。



目次　

私の死

どのようにして不思議な訪問者が私の心に不安の種を蒔きにやってきたか；どのようにしてブレーズ・パスカルが枕元にやってきて、私が神を信じる理由について尋ねたか；

６０年ぶりにベルクソンと再会し、私がキリスト教徒である理由にどのような意義があるかを彼とともに検証する　ほか）

私の葬儀

トレドへの最後の旅とグレコとの出会い；

自分の葬式をより快適に見守れるように、私はアンヴァリッドの階上席に陣取る；

サンゴールがアンヴァリッドの階上席で私と合流する、そして私の驚きは続く　ほか）

私の裁き

地獄の二人の住人が、どのようにして折よく提示の場をつとめにやってくるか；

私は大変な危機に陥る、そしてリジューの聖テレーズが私のために奮闘する；

被告人側の証人としてフランソワ・ミッテランが喚問されるのを見て、みんなが驚く　ほか）





＊＊＊大変綺麗ですが中古品にご理解ある方のみご検討ください。





#二川佳巳 #二川_佳巳 #本 #哲学／哲学