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こちらは、

『白隠　遠羅天釜』現代語訳　
禅の古典11 鎌田茂雄　

になります。

●遠羅天釜とは白隠秘蔵の茶釜の名
前である。
この禅味ある名をもつ本書には、白隠が在家の求めに応じて書き与えた次の四つの法語が収められている。

1．内観と養生の秘法を説いた「鍋島摂州殿下の近侍に答ふる書」(巻之上)、

２．病との闘いの工夫などを記した「遠方の病僧に贈りし書」(巻之中)、

３．禅と法華経、禅と念仏についてそれぞれ論じた「法華宗の老尼の問に答ふる書」(巻之下)

４．「念仏と公案優劣如何の問に答ふる書」 (続集)。

いずれも白隠禅の特質を知るうえで重要なものばかりである。

●上段は、原文、中段は、現代語訳、下段は、注、になっていて、すごく読みやすい名著です。

●全体的に経年劣化によるヤケ、シミ、キズ等があります。

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遠羅天釜 （禅の古典　１１） 白隠／〔原著〕　鎌田茂雄／著