宗教史上傑出した存在、白隠の若年から晩年まで禅画全体を通覧し、墨蹟の鑑賞も試みる。
ユーモラスな白隠の作品やその影響について深く掘り下げています。



白隠慧鶴(一六八五〜一七六八)は日本臨済禅中興の祖は生涯にわたって数多くの法話集を自ら出版する一方で、言葉だけにとどまらず禅画・墨蹟も膨大な数を遺している。

作品を通じて、日本の伝統的な美術の奥深さを感じることができます。



「白隠　聚美6 特集」聚美(しゅうび)6

大型本 – 2012/12/17

聚美編集部 (著)

¥2750



「聚美」は日本美の精華・古美術の魅力に迫るシリーズ。充実のビジュアルと専門家による論説を掲載し、美術史研究の最前線をわかりやすく紹介しています。



目次

白隠禅画の表現― 芳澤勝弘

変革者白隠― 矢島新

欧米からみた白隠禅画 ヤン・クレメンス・ベッカー

王義之

王義之の書と日本での受容 島谷弘幸

王義之の功罪ー 富田淳

王義之の最高傑作「蘭亭序」 鍋島稲子

〈聚美名宝鑑〉

司馬江漢「五位鷺図」

金子 信久

〈作品紹介〉

呉春「大黒天自画賛」

高野 弥和子

〈調査報告〉

長沢芦雪「紅葉に熊図」他

岡田 秀之

〈美術館案内〉

本間美術館

地域とともに歩む 『聚美』編集部

フェルメール人気に思う

千足 伸行

〈数寄の文化誌〉

数寄といえばやっぱりお茶

熊倉 功夫

〈聚美滴滴〉

金剛能の融

杉本 秀太郎

〈衣裳に纏わることば今昔〉

能装束その5 長崎 巖

〈古裂と仕覆〉

利休と白地金襴

備前茶入「布袋」の仕覆 吉岡 明美

〈伝説に生きる美女〉

阿仏尼

青柳 恵介

〈紙の万華鏡〉

尾形光琳が紅白梅図を描くために選んだ料紙

増田 勝彦

〈アイヌ語地名で探る日本列島〉

エンルム由来のアイヌ語地名

村﨑 恭子

〈最新科学で書を鑑定する〉

平安かな古筆の名花 香紙切





＊＊＊綺麗ですが経年など中古品にご理解ある方のみご検討ください。







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