ソニック・ユース(Sonic Youth)でおなじみのリー・ラナルドのムスタングに触発されたギターとなります。

写真11,12から察するに実物はおそらくシングルコイルはダミーでフルレンジハムバッカー一発、マスターボリュームのみの仕様だと思われますが、本機はもう少しバリエーションを広げてモディファイしました。

まずコントロールはマスターボリュームマスタートーンの仕様で、ボリュームがプッシュプルスイッチとなっており、プッシュ時はハムバッカーはオフ、シングル2発で通常のムスタングと同様のコントロールです。通常通りスライドスイッチで各シングルのオンオフ、フェイズインフェイズアウトなど変更可能です。プル時はハムバッカーはオン、シングル2発はオフとなります。ハムバッカーはワイドレンジハムバッカーのデザインですが通常のハムバッカーと同じサイズですので、今後ピックアップを他のハムバッカーに変更する際にピックガードを加工する必要はございません。

スケールはショートスケール。入手時よりヘッドロゴが雑に削られていたのでヘッド表部は研磨しなおし、ロゴを入れてオイルフィニッシュにしております。それ以外はポリ塗装と思われます。

各ピックアップの配線はノイズ軽減のためGIBSONスタイルのシールディングワイヤーに変更しております。

#ウサギワークス