エゴン・シーレ 詩画集
「I, Eternal Child: Paintings and Poems」
Jane Laing 著
1988年
GROVE PRESS
絶版

◆◆内容◆◆
オーストリアの画家エゴン・シーレの詩と絵画による画集

グスタフ・クリムトらのウィーン分離派を初めとして象徴派、表現主義に影響を受けつつも、独自の絵画を追求した。強烈な個性を持つ画風に加え、意図的に捻じ曲げられたポーズの人物画を多数製作。

画家エゴン・シーレが詩を書き、そう、詩人として詩集が出版されていたことに気づく美術愛好家はあまりに少ないのではないだろうか。この画家の名前は、生々しい自画像や「禁じられた領域」の探求をすぐに思い起こさせるが、私たちはすぐに、雄弁な風景画や枝、木、川、運河の絵が、ずっと後の芸術運動の予兆を放っていることを忘れてしまうのである。1985年にグローブプレスから出版されたこの非常に魅力的な本、シーレが作り出した奇妙な芸術世界に魅せられた人に、ぜひ手に取ってもらいたい一冊。

構成は画家が書いた詩のひとつひとつと、彼の絵が対置され、画集としてよくデザインされています。

エゴンシーレ関連の書籍は比較的多く出版されておりますが、詩と絵画の書籍は珍しいかと思います

◆◆仕様◆◆
洋書 英語・ドイツ語
詩集 作品集 画集
ハードカバー
25.7 × 24 cm
48ページ

◆◆状態◆◆
３３年前に刊行された大変古い書籍
表紙カバーに経年による薄スレ・薄ヤケが若干ございます
ページ端に薄ヤケが少しあり
その他良好

#本 #エゴンシーレ #人物画 #自画像 #詩集