1．「大本営が震えた日」…　

　　昭和16年12月、開戦を指令した極秘命令書が積まれた旅客機が

　　行方不明になった。もしそれが敵軍に渡れば、国運を賭けた一大

　　奇襲作戦が水泡に帰す

2．「ポーツマスの旗」…　

　　国運を賭した日露戦争。国民の大きな期待を肩にポーツマス講和

　　会議に臨む小村寿太郎、駆け引きの末劇的な講和が成立するが、

　　樺太北部と賠償金の権利確保を放棄する。

3．「背中の勲章」…

　　米軍に捕獲された帝国海軍特設監視艇の乗組員は、アメリカ本土

　　を転々としながら抑留生活を送る。運命のいたずらに哭く海の

　　勇士の悲しい境涯を描く

4．「漂流」…

　　天明年間、時化に遭い黒潮に乗ってしまった土佐の漁師たちは、

　　絶海の火山島に漂着する。仲間の男達は次々と倒れて行ったが

　　ひとりの船乗りは生き残り、12年に及ぶ苦闘の末ついに生還する

　　その生存の秘密と壮絶な生き様を描く

　　

＊1、2、3はカバー、本体共目立った破損、汚損はない状態ですが、

　木口の一部にシミが見られます。

＊4は裏表紙カバーの一部に汚れが見られ、木口の一部にシミが見ら

　れます。

＊禁煙者に付、タバコ臭の付着はありません。

＊カバーはアルコール除菌処理を行なっています。