ジャパンビンテージのアーチトップギターをリフィニッシュしたギターになります。細かいヒビや割れは埋木や樹脂でリペアし、古い塗装を剥がし、極薄のシェラック塗装で仕上げました。かなり枯れた木材に極薄塗装なので、とにかく鳴ります。低音の鳴り、高音の粒立ち、ストロークはもちろん、フィンガーピッキングでも結構な音量が期待できます。

様々な弦を試しましたが、クラシックギター弦を使うと、サスティーンの少なさとボディの激鳴りが絶妙なバランスで良かったです。同じ理由でフラットワウンドの弦もイケます。エレキギター弦は、パワー不足を感じますが、フローティングのハムバッカーを付けると結構ウォームでメロウな音になりました。アコギ弦だと、響きがスゴイです。特に低音のゴツい感じと高音の粒立ちの明瞭さで、意外にドンシャリぽいかもしれません。

種類...アーチトップ（トップ落ち無し）
製造年...1960年代
全長 : 1070㍉
指板 : 450㍉（ゼロフレット）
全幅 : 440㍉
厚み : 105㍉
重量 : 1.93Kg
弦高 : 1th-12f -2㍉　6th-12f-2.5㍉
ネックほぼ真っすぐ（レギュラーチューニング時、1と最終フレット押弦で中心フレット0.5㍉〜1㍉以下）
極太でカマボコのような、かなりしっかりしたネックです。トラスロッドは入ってませんが、まず曲がりそうもありません。
新品のアコギ用ブロンズ弦12 -53のセットに張り替え済、以前はフラット弦のヘビーゲージ15-56のセット張っていましたが、弦高は、全く変わりませんでした。

メーカー : 木曽と思われますが、不明

塗装 : もとは、かなり厚いサンバーストでしたが、剥がして木地にした後、アコースティック系弦楽器の塗装で、もっとも鳴りが良いとされるシェラックニスを使用し、高級バイオリンやクラシックギターなどで採用されるフレンチポリッシュ仕上げを施しました。

パーツ類 : ペグ以外はオリジナル。ペグが壊れていたのでノンブランドのペグに換装。取り替えまでのつなぎ程度にお考えください。

喫煙・ペットなし、自宅使用のみ、プチプチとダンボールで厳重に梱包します。古い楽器なので、自分でイジれる方にオススメ。ノンクレノンリタでお願いします。

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