とても珍しいフランスのコインケースをご紹介致します。こちらは詳しい年代を特定するのが難しいアイテムですがおおよそ100年前の淑女やメイド長、ある程度身分の高い方が身の回りの貴重品と共に腰に下げていた

シャトレーンと呼ばれるアンティークなお品物です。シルバーや金無垢、プラチナなど様々な素材で存在しており紳士のアルバートチェーンと双璧をなす様な当時のオシャレな淑女が拘りを持って持ち歩いたそんな素敵なコインケースです。

こちらの素材はおそらくステンレスにゴールドフィルドと思われますが刻印などが不明の為よくわかりませんが、キラキラと光を反射してとても美しい輝きを放っております。

蓋もしっかりと閉じ、左右のコインを優しく引っ張ってあげると5センチ程開く様になっています。アンティークですので解れも散見しますがコインを20枚以上入れて普段使いしましたが壊れたり、小銭が抜け落ちたりと言うことは1度もありませんでした。

がま口タイプの小銭入れもありますが、この巾着タイプの物は総じて数が少ない印象です。

個人的にはレ.ミゼラブルの世界に出てきそうな雰囲気のする絵になる小銭入れだと思います。

100年以上も前にどんな方がこのコインケースを使い何を買っていたのかなど想像するとロマンの溢れる素敵なアイテムと言えると思います。

日々の生活の中にこんなアンティークはいかがですか。

#ヴィンテージコインケース　#フランスアンティーク　#ヴィンテージ小銭入れ #嗜み　#骨董品　#19世紀