ベートーヴェン

ミサ・ソレムニス 作品123



指揮:レナード・バーンスタイン

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

エッダ・モーザー(ソプラノ)

ハンナ・シュワルツ(アルト)

ルネ・コロ(テノール)

クルト・モル(バス)

ヒルヴァーサム・オランダ放送合唱団

録音：1978年



ベートーヴェンが冒頭に「心より出で－願わくば、再び心に入らんことを」と記し、「最も完成された曲」と呼んだミサ曲史上の最高傑作『ミサ・ソレムニス』。真摯な祈りを捧げるような美しい表現とスケール感溢れる圧倒的なクライマックスが感動へと誘います。1979年度レコード・アカデミー賞受賞盤。



ベートーヴェン晩年渾身の力作「ミサ、ソレムニス」は内容の深さと音楽性の豊かさから「第九」をしのぐ傑作と言われています。バーンスタインの演奏は小細工無しに正面からこの大曲に向き合っており、壮麗で高揚感があり、神々しさすら感じます。歌手陣、合唱、録音も良く非の打ち所がない名盤です。気楽に聴ける曲ではないですが、ベートーヴェンの名作として是非聴いていただきたいです。2017年刊行の名曲名盤500では、クレンペラー盤やベーム盤を抑えて第1位に選定されています。



勢いで一気に押し切ったような印象だが、これが見事にツボにはまっている。やはりグローリアとクレドが白眉だが、ここの速いテンポがまさに、ああ、まさにこれだなと思えた。個人的には、この曲は古楽器スタイルでは余りぴんとこないし、クレンペラーは頭抜けた演奏だと思うが、一回聴くとしばらくは聴き直す気にならない。このバーンスタイン盤は、声楽陣も含めてよほど自分に合っているのか、頻繁に聴きたくなる。



オリジナル・ジャケット盤

輸入盤【廃盤】【西独盤】プラケースすれあり

盤面disc2に少しすれありますが再生問題無し



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