2001年1月と2007年1月に、どちらも幡豆郡吉良町（現在は西尾市吉良町）の吉良家菩提寺「華蔵寺（けぞうじ）」にて購入いたしましたが、授与品ではなくお土産物です。

購入後は未開封のまま自宅で保管しており、今回出品の為開封しましたら、薄紙の包装紙が作品に密着しており、一部作品に付着したままになっております。　又、「吉良の殿様」の右脚の裏側に「カケ」があります（当初からでした）。写真8参照

300年以上の伝統を持つ「練物玩具」で、忠臣蔵では「悪役」になっております「吉良上野介義央」公が領内を巡視する御姿にちなんでおります。実際の殿様は「善政」をしかれ、地元では尊敬されております。

作者は、2004年（平成16年）に66歳で亡くなられた7代目「田中早夜子」さんです。
尚、「吉良の殿様」の栞には6代目「田中ゆき」さん作と記されておりますが、おそらく「田中早夜子」さん作かと思われます。（6代目「田中ゆき」さんは2000年（平成12年）に88歳でお亡くなりになられました。）
その後、8代目田中裕美さん、9代目田中美春さんが、伝統を守っておられます。6～9代目はそれぞれの娘さんです。

大きさは
「吉良殿様」　長さ約7㎝、高さ約8㎝、幅約2.5㎝
「吉良赤馬」の「赤馬」　長さ約5㎝、高さ約 4.5㎝、幅約2.5㎝
　　　　　　　「白馬」　長さ約6㎝、高さ約5.5㎝、幅約2.5㎝　　ほどです。

配送費の都合により、2点（3体）セットで是非ご検討ください。分売はいたしませんのでご了承ください。