「ホセ・ムヒカ世界でいちばん貧しい大統領」
著/Danza Andrés / Ernesto Tulbovitz
訳/ 大橋 美帆
定価: ￥ 760(税別)

2012年ブラジル、リオデジャネイロで開かれた国連会議での「貧乏とは、少ししか物を持たぬことでなく、無限に欲を持ち、いくらあっても満足しないことだ」というグローバル経済や大量消費社会を批判するスピーチは、10年以上前のことながら、記憶に鮮明です。
ホセ・ムヒカは、左翼ゲリラ活動、投獄などの長い苦難を経て、ウルグアイ大統領となりました。対立し打ち勝つことよりも、協調しともに乗り越えることを選んだ彼は、大統領になっても、農場で暮らし、給料の大半を寄付し、人々に囲まれて暮らしました。そこには、貧しさではなく、自由な精神が感じられます。
人間らしく生きた、第40代大統領ウルグアイ大統領、ホセ・ムヒカについてのルポタージュです。

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