昭和52年発行　　新潮文庫
大江健三郎　　著
「死者の奢り・飼育」　

川端康成に次いでノーベル文学賞を受賞し、現代日本文学を代表する大江健三郎のデビュー当時の作品6篇収録されています。

東大在学中に発表し、芥川賞を受賞した、黒人兵捕虜と少年との交流を叙情的に描いた「飼育」
同じく、東大在学中に発表し、芥川賞候補となった、死体処理のアルバイトをする青年の屈折した心情を叙情的に描いた「死者の奢り」
ほか、「他人の足」「人間の羊」なと全６篇を収録しています。

古いものなので、紙面が茶色く変色しています。

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