楽器店参考価格160万円～220万円



お探しの方も多い、大変人気のポール・マンジュノのバイオリンです。コンディションの良いものは極めて稀少で楽器専門店でも入荷した途端に即売となってしまう大変貴重なバイオリンとなります。



フルサイズ　4/4　LOB357mm

製作 　 Paul Mangenot,Laberte-HUMBERT

制作年　1930

鑑定書　F.Clement





約100年前のバイオリンですので、ニス等の表層のリペア箇所ございますが、とても保存状態の良いヴァイオリンです。出品の前にメンテナンスしております。丁寧な仕上げのため風格があり素晴らしい佇まいです。板の厚さや、将来の寿命に関わる部分もチェック済み。問題ありません。すぐにお使い頂けるコンディションです。





ポール・マンジュノ（Paul Alexandre Mangenot、1862年～1942年）は、フランス・ミルクールで生まれ、ジュスタン・デラツェイ（Justin Derazey）からヴァイオリン製作技術を学びました。その後、ポール・ベイリー（Paul Joseph Bailly）のもとで見習いとして修行を積み、パリやリヨンの名工房で名匠たちと共に働きました。



1890年、師であるJ・デラツェイの工房を引き継ぎます。その後、製作技術や名前、ラベルは、マルク・ラベルテ（Marc Laberte）によって継承されます。マルク・ラベルテは、1935年から1940年にかけて、ラベルテ-アンベール（Laberte-HUMBERT）工房にて、ポール・マルジュノの名を冠したヴァイオリンを限定的に製作しました。これらのヴァイオリンは、モダンフレンチヴァイオリンとして非常に評価されています。



フランスの名工、ポール・マンジュノ（Paul Alexandre Mangenot、1862-1942）、彼の晩年期に、工房から引き継いだ製作技術やラベル、販売権を手にした「Laberte-HUMBERT ラベルテ-アンベール」工房によって、1935年から1940年頃に限定的に製作された本物のモダンフレンチヴァイオリンです。ポール・マンジュノの名と技術が息づくこの作品は、精緻な作りと美しい音色が特徴で、フレンチヴァイオリンのクラシックな魅力を現代に伝える貴重な逸品です。音量もパワフルです！