発売当時購入しました。(7300円)2010年10月撮影。札幌駅〜稚内駅の片道展望映像です。見どころは、日本最北端の地を目指して、北海道の雄大な大自然を最高時速130kmで疾走する爽快感。札幌駅を朝出発した列車は、函館本線を北上。通勤客で賑わう駅を通過し普通列車と頻繁にすれ違います。江別駅を過ぎると駅間の建物は少なくなり、広大な農地の中を走行。岩見沢駅からは、こまめに停車、すれ違う列車も少なくなります。各駅毎に廃線跡が分岐しかつての運炭列車の活況が偲ばれます。深川駅からは、付替え新線を長大な神威トンネルで山越えしし、高架化直後の旭川駅に。複数の列車のエンジン音が構内に響き渡ります。旭川駅からは宗谷本線に入ります。北旭川貨物駅からは複線電化区間が終わり、単線非電化に。永山駅からは沿線の風景が、農地や森林や原野となり、厶ードが高まります。但し、名寄駅迄は軌道が強化されており、130km走行でグングン北上します。名寄駅からは、枕木も殆どPC化されておらず、速度も最高90kmに抑制されます。交換設備が撤去された駅も増え、寂れた感が高まり、すれ違う列車も殆ど無くなります。天塩川沿いを走行する区間も多く、絶景が広がります。北緯45度線を超え、幌延駅からはサロベツ原野を走行。日本海を左手に望む区間では徐行サービスがあります。やがて市街地に入ると札幌駅から約5時間、終点の稚内駅です。全区間、車内販売アテンダントが乗車。総収録時間305分の大作です。