箭田大塚古墳
[基本情報]
発行元:真備町教育委員会
出版年:1984
判:B5
ページ:50
[遺跡の概要]
箭田(やた)大塚古墳は長大な横穴式石室を有することで知られており、岡山市・牟佐大塚古墳、総社市・こうもり塚古墳とともに、岡山県三大巨石墳の一つに数えられている。石室全長は19.1mを測り,棺を納める玄室の長さは8.4m、高さ3.8m、幅3.0mで、天井は4枚、奥壁は1枚の巨石でそれぞれ構築されており、埋葬施設としては、奥壁と西壁を利用して3基の組合せ式石棺がつくられている。明治34年に行われた現地調査では,単鳳環頭大刀柄頭などの武器をはじめ、馬具や玉類等の副葬品も多数発見された。また、昭和58年の範囲確認調査で検出された周溝により、古墳は直径約50m(周溝含む)の円墳で、西側に長さ5m程度の張り出しを持つことがわかった。この時出土した須恵器等の遺物から、古墳は6世紀後半頃に築造され、7世紀初頭まで追葬が行われたと思われる。なお、本書には箭田大塚古墳の横穴式石室の実測図は掲載されておらず、2023年に岡山県文化財保護協会から刊行された『史跡 こうもり塚古墳』に掲載されている。
[注意事項]
多少のヤケ、傷、汚れ見られますが、読む分には問題ございません。(全てのページを細かく確認したわけではございませんので、見落としがあるかもしれません)
なにかご不明な点、ご質問等ございましたらコメントでお尋ねください。
お値下げ交渉受け付けますので、ご希望金額などお気軽にコメントの方へお願い致します^ ^
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出版年:1984
判:B5
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[遺跡の概要]
箭田(やた)大塚古墳は長大な横穴式石室を有することで知られており、岡山市・牟佐大塚古墳、総社市・こうもり塚古墳とともに、岡山県三大巨石墳の一つに数えられている。石室全長は19.1mを測り,棺を納める玄室の長さは8.4m、高さ3.8m、幅3.0mで、天井は4枚、奥壁は1枚の巨石でそれぞれ構築されており、埋葬施設としては、奥壁と西壁を利用して3基の組合せ式石棺がつくられている。明治34年に行われた現地調査では,単鳳環頭大刀柄頭などの武器をはじめ、馬具や玉類等の副葬品も多数発見された。また、昭和58年の範囲確認調査で検出された周溝により、古墳は直径約50m(周溝含む)の円墳で、西側に長さ5m程度の張り出しを持つことがわかった。この時出土した須恵器等の遺物から、古墳は6世紀後半頃に築造され、7世紀初頭まで追葬が行われたと思われる。なお、本書には箭田大塚古墳の横穴式石室の実測図は掲載されておらず、2023年に岡山県文化財保護協会から刊行された『史跡 こうもり塚古墳』に掲載されている。
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